避妊手術完了
先日、避妊手術を受けた我が家のわんこです。
手術当日、何も知らないロージーは絶食中にも拘わらず朝からハイテンション。
散歩かお出かけかと瞳はキラキラしっぽはパタパタ、まだかまだかと支度中の娘に纏わりついています。
施術はお昼ごろとのことでしたが、術前診察があるので10時前には病院へ出かけていきました。
しっぽをパタパタ振りながら。
小さな身体にメスが入るのかと思うと胸が痛みます。
ロージーが子育てする姿を見てみたかったとも思います。
でも、手術をすれば乳腺腫瘍のリスクに怯えることも少なくなります。
ことごとく人間のエゴを押し付けてごめんなさいと心の中で謝りながら送り出しました。
ロージーを病院に送り届け、帰ってきた娘はちょっぴりしっぽが下がり気味。
こういったシチュエーションには慣れているのかと思いきや、我が家のわんことなるとまた別なのでしょうか。
大切な家族を病院に託す飼い主さんの気持ちを身をもって知ったことでしょう。
ロージーが我が家にやってきてまだたった一年ですが、彼女がいないリビングはどこか広く寒々しくみえます。
仔犬の頃は世話に追われて聊か育犬ノイローゼ気味だった時もあったのに。
手術は終わったかなとか、そろそろ麻酔が切れる頃かなとか、結局はロージーのことばかりを考えながら時は過ぎ、お迎えの時間になりました。
術前・術後の様子は常々娘から聞いていたので、さぞやパニック状態で帰ってくるだろうと思えば、我が家に降り立った途端にしっぽは振り切れ、傷を縫った糸が弾け飛びはしないだろうかと心配になるくらい元気でした。
意気揚々と家を出たにも拘わらずその行先は病院で、しかも置き去りにされて、まるで拷問の如しの処遇を受けたうえに放置された…というのがわんこ側の認識でしょうから、ようやく自分のテリトリーに帰ってきて、見慣れた景色や顔と対面して、嗅ぎなれた匂いに包まれてホッと一安心、といったところなのでしょう。
薬を飲んだ後は朝までずっと寝ておりました。
やはり生傷が痛むのか、寝返りの度にクゥ~と苦し気な吐息が漏れ聞こえてきます。
小学校低学年で受けた鼠径ヘルニアの手術の際、麻酔が切れた途端に痛みに襲われ、一晩中痛い痛いと騒いでは付き添いの母を困らせた私にロージーの爪の垢を煎じて飲ませたいです。
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