オーマイゴッドハンド
ありえないことやとほうもないものにぼんやり憧れる時があります。
歳を重ねるごとにその頻度は減っている気もしますが、現在放映中のドクターX 外科医・大門未知子が好きでシリーズ１から欠かさず観ております。
私にはなかった人生をすべて持っている外科医・大門未知子、あのくらい威風堂々とそれでいてさりげなく生きてみたいものです。
ドクターXの大門未知子と、医龍の朝田龍太郎と、白い巨頭の財前教授と、コウノドリのサクラ先生と、Dr.コトー診療所のコトー先生でゴッドハンド総合病院を設立すれば、この世の中で治せない病気や怪我なんてなくなるのではないかと思います。
脳外科医は亡き母の主治医で。
ゴッドハンドからも見放された我が家にとってはゴッドそのものでした。
今週もドクターXが楽しみです。
ロージィのトリミングは月に一度、娘わんこビューティサロンにて施しております。
ブラッシング→お風呂→ドライ→耳の手入れ→足裏・お尻・お腹周りのバリカン→尻尾のカット→胴体カット→手足のカット→顔カット
の順で施術していますが、学生時代はこれらを３時間以内でこなさねばアウトだったそうです。（テストの場合は有無を言わさず不合格。）
人間のトリミングも２時間を越えるとさすがに疲れますものね。
ましてやわんこは全身なわけですから。
わんこは月イチの迷惑な儀式としか思ってないでしょうけど。
娘が在籍していた専門学校では、実際にお客様からワンちゃんをお預かりして施術実習（学生が施術するという承諾は得ているのだと思います。）を行っていたそうなので、学生ひとりにつき複数頭の実習予定がある日は昼食の時間もなかったそうな。
先生に飼われてるわんこたちが意外にボサボサな訳がわかりました。
休みの時くらいハサミを持ちたくありませんよね確かに。
納得です。
我が家のカリスマならぬ借り住まいトリマーも施術最後の方は疲労の色が濃くなるのか、
マズルまわりが不揃いでも
耳の長さが多少アンバランスでも、クレームがこないことをいいことに、
うん、これでいいや。
己に言い聞かせるようにメスならぬハサミを置きます。
手直しは一切致しません。
ゴッドハンドならぬオーマイゴッドハンドです。
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