熊ちがい
憂い事が芋づる式に現れては雪だるま式に膨れ上がって雪崩落ちてくることばかりだった昨年は大掃除も手につきませんでしたが、今年は2年分の澱を排除すべく、少しずつ着手しております。
寒くならないうちに。
大晦日までに。
そう思うだけでなかなか腰が上がらず、結局は寒風吹きすさぶ大晦日にバタバタするのが慣例なので、そうならないことを祈りつつ。
今年は冬将軍の足取りがかなり緩やかなように思います。
三歩進んでは二歩下がるといった感じで。
立冬を過ぎたここにきてポカポカな小春日和の日が多く、お散歩も気持ちいいです。
このところの異常気象が影響しているのか、今年はクマの餌となるドングリが不作なのだとか。
そのため熊が里に下りてきては畑に踏み込んでしまったり、人間と遭遇してしまうという事件事故も例年に比べて多いそうな。
そんな熊の憂いをよそに、この一角はドングリが豊作。
あちらこちらからボスッ、ボトッと、ドングリの落下音が聴こえて参ります。
鬼滅の刃の煉獄さんを思わせるモミジも、燃え盛る炎のように朱く色づいています。
ドングリにも紅葉にも目もくれず、トットコ走り回る我が家の熊は
よく見たら犬でした。
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