ロージーとの出逢い①
2018年11月3日、我が家にわんこがやってきました。
生後57日目になるトイプードルで、名前はロージー。
老爺にあらず。
Rosyです。
元々動物が大好きだった娘が、
農業高校に行くからね。
と、自分の進むべき道を見つけた日から運命の歯車は回り始めていたのかもしれません。
当時、600km離れた故郷に住む母は病床に伏していました。
悪性の脳腫瘍でした。
話したり歩いたりご飯を食べたりと、あたりまえのようにこなしていた事が少しずつできなくなっていきました。
妹の家で皆で過ごした最後のお正月、
おばあちゃんのことを忘れないでね。
そう言って母は泣きながら娘の手を握り締めました。
帰りの車中、車窓に映る娘の瞳からはポロポロと涙が零れていました。
娘の念願叶った翌年の秋、母は亡くなりました。
娘は過酷で有意義な3年間を農業高校で過ごし、動物看護師になるべく専門学校に進み、その夢を掴みました。
案の定、
わんこを飼いたい。
と言い出しました。
諸々の事情から、我が家はそれまで一度も生き物を飼ったことはありませんでした。
その諸々の事情がすべてなくなったので、新しく家族を迎えようということになりました。
娘はトリマー兼業の動物看護師を目指していたので、看護師の勉強と並行してトリミングの実習に励む毎日でした。
トリミングを施せる犬種ということで、トイプードルがいいかなという話にもなりました。
運命の赤い糸を手繰るべくペットショップに足繁く通い、里親募集やブリーダーさんのサイトなどを訪ねる毎日が半年くらい過ぎたある日、とあるブリーダーさんのサイトに掲載されていた仔犬が目に留まりました。
あどけない仕草が愛らしいその子犬はお目目くりくりの毛色が濃いレッドのトイプードルの女の子でした。
運命の出逢いだと思いました。
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